ジェシー

栄養士志望。 いろいろ考える

うざい

なにもしない日が続く。 寝て、起きて、バイト、帰って、寝る。 単調なサイクルで絶妙に回っている。 全てを、除けば。 達観視するようになった。 愛も恋も男も女も。 なにもかも、遠く離れた視点で眺めるようになった。 要らないから。自分からは、遠く離れ…

何を言っている

きもちわるい。 それだけしかわからない。 ブラジャーも、酒も、セックスも、 男と女、全てきもちわるい。 気持ち悪くて仕方がない。 寂しかったから、で全てが始まり、 全てが終わるわたしの、 不純で、 不浄で、 惨めで、 情けなく、 みっともない恋、 愛…

いいわけ

聞いてない、こんなに、こんなに辛く苦しいものなんて。生きるってこんなに苦しまなきゃいけないなんて。 と、誰でもない誰かに責める声を飛ばす。 薬はまだ残っている。 病院も、支払いも、勉強も、なにもかもを後回しにしている。 まるで、時間を巻き戻し…

しんじるこころ

大親友が洗礼式を受けた。 彼女の母親の隣で、神父の説教と荘厳さに感銘を受けた。 でもきっと、それだけじゃないのだ。 導きとわたしの求める心が合致した瞬間を、手に取るように理解した。 もう一人のわたしは、結局ここ二週間姿を見せない。 薬の効果でも…

死んだように眠る

スケジュール帳とメモ帳とペンを、 枕元に置いた。 思いついたら書いて、思い出したら書いた。 連絡先を引っ張り出して、聞いて回った。 できた。それだけだった。 でもそれが何より大事だった。 もう1人のわたしの出番は減っている。 単にそういう気分なの…

はやく

はやくしにたい。 もう苦しくて、1時間先もいきたくない。 明日が来ることがつらい。 なみだ、とまらず。 なにに期待していたんだ。 なおらないのだ。治ることはないのだ。 はやくしにたい。

あさも

「昼も夜もうまく来ない」 彼女の歌に、共感するばかりだ。 1つ歳をとった。 いつだってこの日は、少し浮き足立って、 それでいてどこか他人事である。 この日を迎えたところで依然生きにくいままだ。 診断名がついたとしても、それは変わらないんだろう。 …

無題

強く蝕む じわりと がぶりと。 蝕まれてゆく 下半身がぎちぎちと埋められている うごけない。うごけない。くるしい。やめたい。逃げたい。離して、どうして、許して。 手を掴まれている おまえはダメだと罵声が飛び続ける いつまでたっても逃れられず、和解…

キモノ

キモノの試着をした。 新しい扉を開いてしまったと、歓喜と怯えが走った。 狸が洛中を駆け回る話を読み終えた。 家族は、支え合うものだと気づいた。 彼とは解り合えなかった。 それでも好きなんだから、まったくどうしようもないものだ。 半年ぶりにあの子…

いまのはなし

あの選択シーンで、わたしは年を留めることを選んだ。 そう、選んだのだ。限界だった。 我慢できない、心の弱さを責め、責められた。 あの瞬間に立ち返る必要はない。 空いた一年間は、わたしという人間においてのターニングポイントなのだ。 日夜好きなこと…

T字路

とうとう、きまってしまった。 いや、ほぼ「きめた」状態に近いのだが。 たった二文字。 されど二文字。 あの夏の言葉をエンジンに走るつもりであったのに、結局止まってしまった。 つかれてしまったから、とよくわからない言い訳を自分につけながら、ずるず…

現実

学校は、とてもおもしろいのだ。 知りたかったことを学べる。なんと贅沢なことか。 贅沢なことと認識しているにもかかわらず、わたしはなんども席を欠けた。もう、あとはないそうだ。 なぜ?アルバイト? いやぁ、ちがくてさぁ… この質疑応答ほど無意味なも…

わがまま

またごねてしまった。 パニックになってすがったけれど、はたから見たらごねてるだけなんだろう。 一晩中、まぶたは熱いままだった。 手放すことはできない。 あれも、これも。 守る時はなにか捨てなきゃいかんのだ。 それはきっと今なのだ。 まぶた、おもい…

さめざめと

寒い。 急激な温度の変化に、身体は簡単についてこない。 胃が、キリキリと痛む。 放った言葉も、受けた想いも、全部まぜこぜにして、ぐちゃぐちゃとおもいだす。 この月になってから、立っては伏せての繰り返しだ。 思い起こせば去年も、一昨年もこんなだっ…

さよなら

わかれよう、ではなく、はなれよう、と伝えた。 彼もそれにならって、はなれよう、と答えた。 たったそれだけのやりとりでも、きみは傷ついたのだろう。 わたしは、おおきなこぶを取り除いたような気分だ。 卑怯で醜いわたしを、引きとめようとしていたのは…

ごめんね

まけてしまった。 あの魔物は、いつもは影にひそんでる。 夜になると、がばりと、おおきなおおきな口をあけて、わたしの背中におそいかかる。 さびしかったのだ ただ、それだけ。さびしかった。 好き、なんて心になくても言えてしまうことを知った。 ごめん…

約束

わたしは、わたしと、10の約束をしよう。 ひとつ、あとまわしにしない。 ふたつ、毎日をたいせつにする。 みっつ、腹がたっても深呼吸。 よっつ、あいての目をみてはなす。 いつつ、うれしさと謝罪ははっきりつたえる。 むっつ、ごまかさない。 ななつ、とき…

そうだね

最後にここを書いてから、半年経ってしまった。 前回の記事なんて、こっぱずかしくて読めやしない。(それでも、書いた記憶や当時の悩みなんかはわき上がってくる) 成長、しているのだろうか。 半年前の私は、今の私を見て何を思うのかな。 結局まだうまくは…

ぐらぐら

揺れている。不安定な状態が解けない。 家に帰っても、緊張感が解けないのだ。 だれかに、見張られている。 きっと監視しているのは自分。 理想を実現させるために、追い詰めているのだ。 現実と理想。対の事象。 恐ろしい。夜が怖い。 だれかに殺されてしま…

妹がいる。 歳はかなり離れているけれど、またそれが可愛い。 さらさらで、ふわふわの毛。 大きな瞳、人懐こい性格。 全てが愛らしくて仕方ない。 遊んで!と、昼まで寝ているわたしを起こしに来たり。 窓辺の日向で寝転がっているわたしの側に来て、同じよ…

左利きの話

生まれてからずっと、左利きである。 字を書くのも、ハサミを持つのも、箸を使うのも、ラケットを握るのも左。 小さい頃右になおされたが、治らなかった(親の見ていないところで左手を使っていたからだ。だって右手やりにくいんだもの)。 だからずっと、ひと…

ぼっち論

ひとりぼっちを痛感することが増えた。ふとした瞬間に、「ああ、自分はひとりなんだ」と感じる。友達がいないだとか、家族がいないとか、そういう物理的なつながりの話ではない。精神的な話だ。自分の身に何か起きた時、一番心配して一番意味のある対処をし…