ジェシー

栄養士志望。 いろいろ考える

2017-01-01から1年間の記事一覧

いまのはなし

あの選択シーンで、わたしは年を留めることを選んだ。 そう、選んだのだ。限界だった。 我慢できない、心の弱さを責め、責められた。 あの瞬間に立ち返る必要はない。 空いた一年間は、わたしという人間においてのターニングポイントなのだ。 日夜好きなこと…

T字路

とうとう、きまってしまった。 いや、ほぼ「きめた」状態に近いのだが。 たった二文字。 されど二文字。 あの夏の言葉をエンジンに走るつもりであったのに、結局止まってしまった。 つかれてしまったから、とよくわからない言い訳を自分につけながら、ずるず…

現実

学校は、とてもおもしろいのだ。 知りたかったことを学べる。なんと贅沢なことか。 贅沢なことと認識しているにもかかわらず、わたしはなんども席を欠けた。もう、あとはないそうだ。 なぜ?アルバイト? いやぁ、ちがくてさぁ… この質疑応答ほど無意味なも…

わがまま

またごねてしまった。 パニックになってすがったけれど、はたから見たらごねてるだけなんだろう。 一晩中、まぶたは熱いままだった。 手放すことはできない。 あれも、これも。 守る時はなにか捨てなきゃいかんのだ。 それはきっと今なのだ。 まぶた、おもい…

さめざめと

寒い。 急激な温度の変化に、身体は簡単についてこない。 胃が、キリキリと痛む。 放った言葉も、受けた想いも、全部まぜこぜにして、ぐちゃぐちゃとおもいだす。 この月になってから、立っては伏せての繰り返しだ。 思い起こせば去年も、一昨年もこんなだっ…

さよなら

わかれよう、ではなく、はなれよう、と伝えた。 彼もそれにならって、はなれよう、と答えた。 たったそれだけのやりとりでも、きみは傷ついたのだろう。 わたしは、おおきなこぶを取り除いたような気分だ。 卑怯で醜いわたしを、引きとめようとしていたのは…

ごめんね

まけてしまった。 あの魔物は、いつもは影にひそんでる。 夜になると、がばりと、おおきなおおきな口をあけて、わたしの背中におそいかかる。 さびしかったのだ ただ、それだけ。さびしかった。 好き、なんて心になくても言えてしまうことを知った。 ごめん…

約束

わたしは、わたしと、10の約束をしよう。 ひとつ、あとまわしにしない。 ふたつ、毎日をたいせつにする。 みっつ、腹がたっても深呼吸。 よっつ、あいての目をみてはなす。 いつつ、うれしさと謝罪ははっきりつたえる。 むっつ、ごまかさない。 ななつ、とき…

そうだね

最後にここを書いてから、半年経ってしまった。 前回の記事なんて、こっぱずかしくて読めやしない。(それでも、書いた記憶や当時の悩みなんかはわき上がってくる) 成長、しているのだろうか。 半年前の私は、今の私を見て何を思うのかな。 結局まだうまくは…

ぐらぐら

揺れている。不安定な状態が解けない。 家に帰っても、緊張感が解けないのだ。 だれかに、見張られている。 きっと監視しているのは自分。 理想を実現させるために、追い詰めているのだ。 現実と理想。対の事象。 恐ろしい。夜が怖い。 だれかに殺されてしま…

妹がいる。 歳はかなり離れているけれど、またそれが可愛い。 さらさらで、ふわふわの毛。 大きな瞳、人懐こい性格。 全てが愛らしくて仕方ない。 遊んで!と、昼まで寝ているわたしを起こしに来たり。 窓辺の日向で寝転がっているわたしの側に来て、同じよ…

左利きの話

生まれてからずっと、左利きである。 字を書くのも、ハサミを持つのも、箸を使うのも、ラケットを握るのも左。 小さい頃右になおされたが、治らなかった(親の見ていないところで左手を使っていたからだ。だって右手やりにくいんだもの)。 だからずっと、ひと…

ぼっち論

ひとりぼっちを痛感することが増えた。ふとした瞬間に、「ああ、自分はひとりなんだ」と感じる。友達がいないだとか、家族がいないとか、そういう物理的なつながりの話ではない。精神的な話だ。自分の身に何か起きた時、一番心配して一番意味のある対処をし…