ジェシー

栄養士志望。 いろいろ考える

うざい

 

 

なにもしない日が続く。

寝て、起きて、バイト、帰って、寝る。

単調なサイクルで絶妙に回っている。

 

全てを、除けば。

 

 

達観視するようになった。

 

愛も恋も男も女も。

 

なにもかも、遠く離れた視点で眺めるようになった。

 

 

要らないから。自分からは、遠く離れたものだから。

 

 

 

 

 

好きなものだけを愛して、なりたい私になる。

 

 

 

それだけでは、生きていけないそうだ。

 

そりゃそうか。

 

 

 

 

なにやってんだ、あたし

 

 

 

 

 

 

 

 

何を言っている

 

 

 

 

きもちわるい。

 

 

それだけしかわからない。

 

 

ブラジャーも、酒も、セックスも、

 

男と女、全てきもちわるい。

 

気持ち悪くて仕方がない。

 

 

 

寂しかったから、で全てが始まり、

全てが終わるわたしの、

 

不純で、

 

不浄で、

 

 

惨めで、

 

 

 

情けなく、

 

 

 

 

みっともない恋、

愛、

 

 

 

すべてが。

 

 

 

すべてがきもちわるい。

 

 

 

要らない。誰かとそうなることを、私は望まない。

 

 

そうなる自分を、許せない。

 

 

そうなりたいと思っていないのに。

 

 

 

愛はきっと存在するし、

恋はたくさん散らばっているけれど、

 

 

私のそれは全てが 真似事 である。

 

 

 

なんて穢らわしいのだろうか。

 

 

 

 

まとわりつく

 

寂しさ、

 

本能、

 

甘美な誘惑

 

全てを、総てを

 

 

 

すべてをかなぐり捨てて

 

 

私は私が愛するものだけに心躍らせ、楽しみ、夢を見て、愛を注いで生きてゆく。

 

 

 

 

 

天使は言った

 

 

 

 

『美しいものだけの、世界を』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いいわけ

 

 

聞いてない、こんなに、こんなに辛く苦しいものなんて。生きるってこんなに苦しまなきゃいけないなんて。

 

 

と、誰でもない誰かに責める声を飛ばす。

 

薬はまだ残っている。

病院も、支払いも、勉強も、なにもかもを後回しにしている。

まるで、時間を巻き戻したかのような堕落。

 

 

 

"もう一人の私"は姿を潜め続けている。

否、わたしが見ぬふりをしようと、蓋をしようと必死なだけだ。

 

忘れた頃にふかりとやってきて、わたしを恐怖に突き落とす。

 

 

 

昨日まで、先週まで、先月まで、わたしはどうやって生きてきたのかわからなくて、今を蔑ろにし続ける毎日である。

 

 

前を見なくてはならない。

今のわだかまりを全て清算し、向き合い、努力しなくてはならない。

そうなりたい。

 

もう一人の私とは別に、怠慢な私がわたしを乗っ取っている。

 

怠慢である。前を見たくない。

今から逃げたい。

 

 

あと3ヶ月をきった。

なにができるか?なにに時間を費やすか?

 

もう残り僅かだ。

 

 

腹をくくって、前を見て。

恐怖に打ち勝ち、向き合い、努力するのだ。

 

 

 

それが未来の、明日のわたしのための唯一の貢献である。

 

 

 

 

 

 

 

しんじるこころ

 

 

大親友が洗礼式を受けた。

彼女の母親の隣で、神父の説教と荘厳さに感銘を受けた。

 

 

 

でもきっと、それだけじゃないのだ。

導きとわたしの求める心が合致した瞬間を、手に取るように理解した。

 

 

 

もう一人のわたしは、結局ここ二週間姿を見せない。

薬の効果でも、それでいい気がした。

 

しんじるべきもの、心と神。

 

これだけを尊重して生きる。

 

シンプルなことに気づいた。

 

 

 

簡単なように見えて、絶対的に難しいことはわかっている。

 

世論、常識に惑わされ、心と心の狭間で揺れ、髪を疑う日が来るだろう。

 

 

 

それでもきっと、髪を信じろと、そういう導きの元なのだ。

 

 

わたしはそれを信じていきたいと、強く痛感した、そんな日だった。

 

 

 

 

 

恵みに満ちた、1日だった。

 

 

 

 

 

 

死んだように眠る

 

 

スケジュール帳とメモ帳とペンを、

枕元に置いた。

 

思いついたら書いて、思い出したら書いた。

連絡先を引っ張り出して、聞いて回った。

 

 

 

できた。それだけだった。

でもそれが何より大事だった。

 

 

もう1人のわたしの出番は減っている。

 

単にそういう気分なのか、薬の効果あってなのか。

 

いずれもわからないけれど、好調なのだろう。

 

 

だろう、というのは、副作用で眠気に襲われる度、薬に生かされているような気がするからだ。

 

 

つまるところ微妙なのだ。それに尽きる。

 

来週は予定がみっちり詰まっていること、タスクが減ってはいるものの片付かないこと。

 

 

以前何かを恐れている自分。

 

 

 

 

 

どれもわたしを、微妙な気分にさせるのだ。

 

 

生きていく上で必要なことは一体なんだろう。

私が、生きていく上で必要なものは?

 

 

 

 

…生きて、いく上で。

もう被害者ぶった面はできないことに嘆く自分が、大層恐ろしく、醜く、憎くある。

 

 

 

 

 

 

 

はやく

 

 

 

はやくしにたい。

もう苦しくて、1時間先もいきたくない。

明日が来ることがつらい。

 

 

 

なみだ、とまらず。

なにに期待していたんだ。

 

なおらないのだ。治ることはないのだ。

 

 

 

 

 

 

はやくしにたい。

 

 

あさも

 

 

「昼も夜もうまく来ない」

 

彼女の歌に、共感するばかりだ。

 

 

 

1つ歳をとった。

いつだってこの日は、少し浮き足立って、

それでいてどこか他人事である。

 

 

この日を迎えたところで依然生きにくいままだ。

 

 

 

診断名がついたとしても、それは変わらないんだろう。

 

 

 

足がぎこちなく動いた時、直感したのだ

 

 

 

 

呼吸もままならないというのに、どうやって生きようか。

 

 

 

体は重く、心は重苦しく暗い。

 

罵る声は止まらず、自分を自分で救うフリをする。

 

 

大切な人の声だって、それがわたしに向いていたって、他所のことだとかんじてしまう。

 

 

 

 

 

 

はやく、はやく楽になりたい。

 

 

そんな日は、こない

 

 

 

 

苦しいまま生きるのか。

絶望しかないじゃないか。

 

 

 

 

体は重く、布団にしずむ。

酒はなにも、解決しなかった。

 

 

はやく、はやく楽になりたい。

他力本願な自分を、責める声が聞こえる。

 

 

 

 

去ねと、声がする。