あさも
「昼も夜もうまく来ない」
彼女の歌に、共感するばかりだ。
1つ歳をとった。
いつだってこの日は、少し浮き足立って、
それでいてどこか他人事である。
この日を迎えたところで依然生きにくいままだ。
診断名がついたとしても、それは変わらないんだろう。
足がぎこちなく動いた時、直感したのだ
呼吸もままならないというのに、どうやって生きようか。
体は重く、心は重苦しく暗い。
罵る声は止まらず、自分を自分で救うフリをする。
大切な人の声だって、それがわたしに向いていたって、他所のことだとかんじてしまう。
はやく、はやく楽になりたい。
そんな日は、こない
苦しいまま生きるのか。
絶望しかないじゃないか。
体は重く、布団にしずむ。
酒はなにも、解決しなかった。
はやく、はやく楽になりたい。
他力本願な自分を、責める声が聞こえる。
去ねと、声がする。