死んだように眠る
スケジュール帳とメモ帳とペンを、
枕元に置いた。
思いついたら書いて、思い出したら書いた。
連絡先を引っ張り出して、聞いて回った。
できた。それだけだった。
でもそれが何より大事だった。
もう1人のわたしの出番は減っている。
単にそういう気分なのか、薬の効果あってなのか。
いずれもわからないけれど、好調なのだろう。
だろう、というのは、副作用で眠気に襲われる度、薬に生かされているような気がするからだ。
つまるところ微妙なのだ。それに尽きる。
来週は予定がみっちり詰まっていること、タスクが減ってはいるものの片付かないこと。
以前何かを恐れている自分。
どれもわたしを、微妙な気分にさせるのだ。
生きていく上で必要なことは一体なんだろう。
私が、生きていく上で必要なものは?
…生きて、いく上で。
もう被害者ぶった面はできないことに嘆く自分が、大層恐ろしく、醜く、憎くある。